ゆうれいをのせたたくしー
幽霊を乗せたタクシー
国内
人型の怪異
- どんな話か
- 東日本大震災後、被災した宮城県沿岸部のタクシー運転手たちの間で、乗せた客が行き先に着く前に後部座席から消えていたという体験談が相次いだ。学術調査を経て書籍化され広く知られるようになった。
- 細部
- 2011年の震災後、石巻市や気仙沼市のタクシー運転手数名が、冬服姿の女性や若い男性を乗せて走り出したところ、いつの間にか後部座席の客がいなくなっていたという体験を語っている。東北学院大学の学生・工藤優花さんが金菱清教授の指導のもとで運転手への聞き取り調査を卒業論文としてまとめ、その成果は『呼び覚まされる霊性の震災学』として書籍化された。金菱教授らは現象の真偽そのものよりも、遺族が抱える「あいまいな喪失」や死者と向き合う心のあり方との関連を論じている。
- 広まり方
- 複数の運転手による独立した証言が積み重なった上に、大学の調査結果の書籍化や新聞・ネットメディアの報道を通じて全国に知られるようになった。
- 地域
- 宮城県石巻市・気仙沼市など東北沿岸部
- 年代
- 平成
- 検証状況
- 口承で流布
口伝えや報道で広まり、明確な起源が特定されていない。 - タグ