おうたきのはくしょうぞくゆうれい
王滝の白装束幽霊
国内
人型の怪異
- どんな話か
- 恨みや読経を求めて現れ、道端や神社、非業の死の場所に白い着物姿で立つという。
- 細部
- この村の幽霊は、出てくる理由が三つに分けて語られている。この世への恨みを抱えている場合、経を上げてもらいたい場合、そして単に人を驚かせるためである。姿は白い着物をまとった形か、生きていた頃そのままの姿であるという。現れる場所は屋内ではなく外に偏り、道端や神社の境内、また無理な死に方をした場所が挙げられる。供養を求めて出るという説明が含まれる点は、恨み一辺倒ではない死者観を示している。
- 広まり方
- 1990年刊の『長野県史 民俗編 中信地方 ことばと伝承』第10編「民俗知識」第一章の俗信、幽霊の項に記録されている。
- 地域
- 長野県王滝村
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ