みつけのみるなのゆうれい
見附の見るなの幽霊
国内
人型の怪異
- どんな話か
- 墓場で泣いていた幽霊に髪を剃ってやった大工が、見てはならない顔を見て気絶したという見附市の怪談。
- 細部
- 見附市熱田町のある大工が墓場の前を通りかかると、すすり泣くような声が聞こえてきた。声をかけて事情を尋ねると、髪を剃ってほしいのだと答えが返ってきたという。あいにく剃刀を持ち合わせていなかったため、大工は翌日出直して髪を剃ってやることにした。ただし、決して顔を見てはいけないと念を押されていたが、大工はつい約束を破って顔を見てしまい、その場で気を失ってしまう。幸い友人に助けられて事なきを得たが、後になってこの幽霊の正体は、数日前に亡くなり土葬されたばかりの物乞いだったことが分かったという。
- 広まり方
- 『高志路』1935年掲載、雲哉生「死人が髪を剃って貰った話」の記録による。
- 地域
- 新潟県見附市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ