こうみのうらみをはらすゆうれい
小海の恨みを晴らす幽霊
国内
人型の怪異
- どんな話か
- 恨みを果たすために現れ、古びた小屋にぼんやり浮かんだり、相手のそばに立つと語られた。
- 細部
- 小海町で語られる幽霊は、生前に負った恨みを晴らす目的で姿を現すものとされる。出る場所として挙がるのは、朽ちかけた古い小屋のような人けのない建物で、そこにぼうっと幻めいて浮かぶという。もう一つの伝えでは、恨む相手その人の身のまわりに現れるとされ、場所に憑くのではなく人に付きまとう形になっている。動機は同じでも現れ方に二通りがあり、村内でも語りに幅があったことが分かる。
- 広まり方
- 1987年刊行の『長野県史 民俗編 東信地方 ことばと伝承』所収、小林寛二・巻山圭一による俗信の幽霊の項による。
- 地域
- 長野県小海町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ