けせんぬまのおかをあるくゆうれい
気仙沼の丘を歩く幽霊
国内
人型の怪異
- どんな話か
- 難破で亡くなったテマドリの乗組員が丘を歩く姿が目撃された翌朝、船の残骸と遺体が浜に打ち上がった。
- 細部
- 話者の家が所有していた船が難破し、テマドリと呼ばれる乗組員の一人が命を落とした。ところがその後、近所の住人が、亡くなったはずのそのテマドリが丘の上を歩いているのを見かけたという。不思議に思っていた矢先、翌朝になって浜には壊れた船の残骸とともに、当人の遺体が打ち上げられた。姿を見せたのは、まだ浜に戻れずにいた本人の霊だったのだろうと語り伝えられている。
- 広まり方
- 1982年刊『小泉の民俗―宮城県本吉郡旧小泉村―』所収、東洋大学民俗研究会の口承文芸調査に記録がある。
- 地域
- 宮城県気仙沼市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ