かまくらのどきょうでうくかたのかお
鎌倉の読経で浮く肩の顔
国内
場所・異界
- どんな話か
- 中学校の更衣室で読経を続けると肩に顔が現れ、夜の校庭を血まみれの姿が走ると噂された。
- 細部
- 市内のある中学校では、女子更衣室にこもって半時間ほど経を唱え続けると、唱えた本人の肩のあたりに人の顔が浮かび上がるという話が伝わっている。あわせて、夜が更けたころには血にまみれた姿がグラウンドを走り回るとも語られる。いずれもその学校で数えられる七不思議のうちに含まれており、生徒の間で試す者と怖がる者を生んできた。日中は日常の場である施設が、時間と手順を変えることで怪異の舞台に転じる構図が見て取れる。
- 広まり方
- 1990年の『民俗』所収、林英一「学校の中の非日常空間の位相」に記録がある。
- 地域
- 神奈川県鎌倉市
- 年代
- 平成
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ