ほくとのしろしょうぞくゆうれいのうわさ
北杜の白装束幽霊の噂
国内
人型の怪異
- どんな話か
- 夫を亡くした妻が家を守ってくれていると語ったことから、白装束の幽霊が出るとの噂が広まった。
- 細部
- 武川村で昭和五十五年ごろにあったとされる話である。子どもを三、四人抱えた夫婦のうち、夫のほうが亡くなってしまった。残された妻が、亡くなった旦那が今も家を見守ってくれているのだと周囲に語っていたところ、いつしかその話が広まり、この家には白装束の幽霊が出るという噂に変わっていったという。妻自身は夫の存在を心の支えとして語っていたにすぎなかったものが、周囲に伝わるうちに具体的な幽霊の目撃譚めいた噂へと形を変えていった経緯がうかがえる話である。
- 広まり方
- 1996年刊行の『柳沢の民俗―山梨県北巨摩郡武川村柳沢―』(東京女子大学史学科民俗調査団)信仰の章に記録されている。
- 地域
- 山梨県北杜市
- 年代
- 昭和
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ