ゆめのつげ
夢の告げ
国内
場所・異界
- どんな話か
- 好間町の川が二股に分かれる低い方の川原の家は、娘を淵の主へ捧げてから洪水を免れたという。
- 細部
- 好間町を流れる川は二筋に分かれており、水位の低いほうの川原に建つ一軒の家は、かつて出水のたびに押し流されていた。そこで三人いた娘のうち一人を淵の主へ差し出したところ、以後はどれほどの大雨でも床下浸水すらしなくなったと伝わる。淵のほとりには小さな祠が建てられ、洪水のたびに赤飯や団子を供えて娘の霊と水神を慰めるならわしが続いている。大水が迫るときは夢で前もって知らせがあるともいわれる。
- 広まり方
- 1967年刊『福島県史 24 民俗2』所収、和田文夫がまとめた橋にまつわる伝説の一節に記録がある。
- 地域
- 福島県いわき市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ