はやかわのゆめつげとふかさわかいせい
早川の夢告げと深沢改姓
国内
人型の怪異
- どんな話か
- 夢に神のお告げを受けた孝謙天皇の行幸を機に、案内役の一族が深沢と改姓した伝説。
- 細部
- 孝謙天皇が持病に苦しんでいたある夜、夢枕に神が立ち、甲斐国の西山によく効く名湯があると告げたという。これを受けて女帝は西山への行幸を決意し、地元の篠党孫左衛門が一党を率いて出迎えに向かった。この一行が女帝の行列と行き会った場所は、今もデェ地という地名で呼ばれている。篠党が女帝を背負おうとしたところ、その姓のままでは背負われるわけにはいかないと言われたため、以後は深沢と名を改め、あらためて女帝を背負って峠を越えたと伝えられる。
- 広まり方
- 1989年の『甲斐路』掲載、長沢利明「山梨の孝謙天皇伝説」に記されている。
- 地域
- 山梨県早川町
- 年代
- 奈良時代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ