ゆめかいちょうじゃ
夢買長者
国内
人型の怪異
- どんな話か
- 他人の見た夢を五両で買い取って黄金を掘り当てたが、後に無礼を咎められ処刑された商人の話。
- 細部
- 三弥という商人が仲間と商いに出た道中、二人して昼寝をした。先に目を覚ました三弥は、連れの鼻の穴を熊蜂が出入りし、やがて下の谷へ飛んでいくのを見た。目覚めた連れは、その谷から黄金が出る夢を見たと語る。三弥はその夢を五両で譲り受け、実際に掘り当てて富を築いた。ところがある日、屋敷を訪れた殿様が天井のガラス張りに泳ぐ金魚を見て問いかけたさい、三弥は足で指し示してしまい、その無礼のために処刑されたと伝えられる。
- 広まり方
- 1968年の『あゆみ―忽那諸島の民俗―』(森正史監修)の昔話の章に記録がある。
- 地域
- 愛媛県松山市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ