ゆめ
夢
国内
人型の怪異
- どんな話か
- 継母たちに殺されかけた姉弟のうち、亡き実母の夢のお告げで姉は和尚に救われるが、弟は間に合わず亡くなったという昔話。
- 細部
- 継母は我が子でない二人のきょうだいを疎み、実の父親でもある継父と語らって亡き者にしようとたくらんだ。ところが、すでに世を去っていた実の母親が夢の中に現れ、娘にその企みを教えて逃げるよう告げる。娘はある和尚のもとへ駆け込んで助けを求め、命拾いをした。しかし和尚が駆けつけたときには、もう一人の子である息子はすでに熱湯を浴びせられて命を落としたあとだった。息子を葬った場所からはやがて竹が生え、その竹を切って笛に仕立てると、笛は実の父に会いたいと泣くように鳴ったのだという。
- 広まり方
- 『四国民俗』1980年掲載、森永信夫「大川郡白鳥町の昔話」に収められている。
- 地域
- 香川県東かがわ市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ