くりはらのゆきおんながたくすつめたいこ
栗原の雪女が託す冷たい子
国内
人型の怪異
- どんな話か
- 雪女に赤ん坊を託された若侍が冷たい子を抱いたまま気を失い、のっぺら坊や巨大化する小坊主も現れたという一迫の怪異譚。
- 細部
- 一迫を歩いていた若い侍が、赤ん坊を抱いた雪女に呼び止められ、少しのあいだその子を抱いていてほしいと頼まれたことがあったという。言われるままに赤ん坊を抱くと、女はそのまま姿を消してしまい、腕の中に残された赤ん坊は氷のように冷たく、どうしても腕から引き離すことができないまま、侍は気を失ってしまった。この一帯ではほかにも怪異が続いたと伝えられ、目鼻のないのっぺらぼうの女が現れたことがあったほか、はじめは一尺ほどの背丈だった小坊主がみるみる二丈もの大きさにまで伸び上がったかと思うと、そのまま砕け散って雪に変わってしまったこともあったという。
- 広まり方
- 1976年の『季刊民話』栗駒の昔話(佐々木徳夫)に記録がある。
- 地域
- 宮城県栗原市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ