ようろうのたき
養老の滝
国内
場所・異界
- どんな話か
- 養老の滝の水を汲むと酒になっていたといい、滝壷に入れたこぬかは一日一夜で近江の醒井の川まで通じて流れ出るとも伝わる。
- 細部
- 美濃の養老の滝には、水にまつわる不思議な話がいくつも伝えられている。ある時、この滝の水を汲んでみたところ、水ではなく酒になっていたという言い伝えがあり、養老の名の由来ともかかわりが深い話として知られている。また別の話では、養老の滝の滝壷にこぬかを入れておくと、まる一日一夜が経った頃に、遠く離れた近江国の醒井の町を流れる川へそのこぬかが流れ出てくるのだという。地下でどこかつながっているかのような、滝と遠方の川を結びつける言い伝えである。
- 広まり方
- 1931年の『旅と伝説』掲載、柳田国男「武蔵野と水」(昭和6年7月3日放送)と、1975年の『日本随筆大成第1期』所収、大田南畝「半日閑話」に記録されている。
- 地域
- 岐阜県養老町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ