よしだぜき
吉田堰
国内
場所・異界
- どんな話か
- 夜に提灯を手にして測量した女がいたと伝わり、五月頃その姿が堰に現れるという。
- 細部
- 真田町の長石舟から上田市神川の大屋まで通じる用水で、開削の際には夜のうちに女が提灯を掲げて測量を行ったと語られている。そのためか、五月の頃になると提灯を持った女の姿が堰沿いを歩くことがあるという。土木工事の由来譚と、その場に現れる人影の話が一続きになっており、水路という人の手で作られた地形が、作った者の記憶を留める場として語られている点が特徴である。
- 広まり方
- 1987年刊の『長野県史 民俗編 東信地方 ことばと伝承』の口頭伝承、水の伝説(細川修・松本清人)に記録がある。
- 地域
- 長野県上田市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ