よめのゆうれい
嫁の幽霊
国内
人型の怪異
- どんな話か
- 姑にいびられて入水した吉田地区の嫁の亡霊が、その後たびたび目撃されたと評判になった。
- 細部
- 昭和二十二、三年頃のこととして伝えられる話である。吉田地区のある農家に嫁いだ女性が、姑から厳しく責め立てられる暮らしに耐えかね、ついに身を投げて命を絶ってしまったのだという。それから間もなく、亡くなったはずのこの嫁の姿が、たびたび近所に現れるようになったと噂になった。家族だけでなく近隣の住民までもがその姿を見たと言い合うようになり、戦後まもない土地の暮らしの中で、姑と嫁の確執が幽霊譚として語り継がれる出来事になった。
- 広まり方
- 1956年刊『宮城縣史 民俗3』の妖怪変化・幽霊の事例篇に記録がある。
- 地域
- 宮城県石巻市
- 年代
- 昭和
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ