よこたぶち
ヨコタ渕
国内
場所・異界
- どんな話か
- 干ばつでも水が涸れなかった渕で、魚を捕ろうと干したところ地鳴りとともに水があふれ出したという。
- 細部
- 結城の地を干ばつが襲ったとき、あたり一帯の水がほとんど涸れる中、このヨコタ渕にだけは水が残っていたため、近隣の魚が渕に集まってきたという。これを好機と見た村人たちは魚を捕ろうと渕の水を汲み出し、とうとう底を見せるまで干してしまった。ところが、いよいよ魚を捕まえようとしたそのとき、地鳴りが響いて水が一気にあふれ出したという。居合わせた人々は驚いて逃げ出し、それ以来、この場所で漁をしようとする者は誰もいなくなったと伝えられている。
- 広まり方
- 1972年の民俗採訪「岐阜県揖斐郡谷汲村」(國學院大學民俗学研究会)に記録がある。
- 地域
- 岐阜県揖斐川町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ