やわたのやぶしらず
八幡の藪知らず
国内
場所・異界
- どんな話か
- 市川市八幡にある十数メートル四方ほどの竹藪で、足を踏み入れると二度と出られなくなると言い伝えられてきた禁足地。
- 細部
- 本八幡駅近く、市川市役所の向かいにある小さな竹藪で、江戸時代から「入ると祟りに遭う」「迷って出られなくなる」と語られてきた。日本武尊の陣屋跡、平将門とその家臣の墓所、水戸黄門が迷い込んだという話など由来譚は複数伝わるが、どれが史実かは特定されていない。この「入ったら出られない」という言い伝えは転じて「道に迷うこと」「出口の分からない状態」を指す成句となり、『広辞苑』など国語辞典にも収載されている。現在は敷地の一角に建てられた不知森神社の祠のみ参拝でき、その奥へは立ち入れない。
- 広まり方
- 江戸期から地元の言い伝えと成句として広まり、国語辞典に収載されたことで全国的に知られるようになった。
- 地域
- 千葉県市川市八幡
- 年代
- 江戸時代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ