やたちぎ
矢立木
国内
場所・異界
- どんな話か
- 一揆を避けるか否かを矢占いで問うと、矢の刺さったさわらの木から血が流れたと伝わる。
- 細部
- 行く手に一揆が起きているため道を変えるべきだと進言する家来と、それには及ばないとする土佐守とで意見が割れた。決着をつけるため矢占いを行ったところ、放たれた矢はさわらの木に突き立ち、その傷口から鮮血が流れ出した。家臣はこれを凶兆として引き止めたが、土佐守は聞き入れず馬を駆って先へ進んでいったという。木が血を流すという明白な警告を退けたことが、後の悲劇を導く筋立てになっている。
- 広まり方
- 1983年の『伊那』所収、中村壽人「伝説 遠山様の石子詰」に記録がある。
- 地域
- 長野県大鹿村
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ