やしゃご
夜叉子
国内
人型の怪異
- どんな話か
- 豊中市で不義の子として生まれた鬼子が母の自殺の後に夭折し、以後毎年盆踊りに現れては消えたという話。
- 細部
- 豊中市に伝わる夜叉子の話である。道ならぬ関係の末に生まれたこの子供は、鬼子と呼ばれるような姿をしていたという。そのことに深く悩んだ母親は自ら命を絶ってしまい、残された子供もまた間もなく亡くなってしまった。この境遇を哀れに思った村人たちは、子供が生前好んで踊っていたという盆踊りを、供養のために毎年行うことに決めた。すると、その盆踊りの輪の中に毎年鬼子の姿が現れ、人々とともに踊ってはいつの間にか姿を消すということが続いたと伝えられている。
- 広まり方
- 1941年の『郷土研究上方』所収、島田福雄「摂北の『豊島』に伝説の井泉を訪ふ」に記録がある。
- 地域
- 大阪府豊中市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ