かねやまちょうのしをしらせるやなり
金山町の死を知らせる家鳴り
国内
場所・異界
- どんな話か
- 肉親が亡くなる晩に窓の開く音や足音が響くという、金山町に伝わる家鳴りの言い伝え。
- 細部
- 福島県金山町では、身内が亡くなるときに家の中で不思議な物音がすると伝えられている。話者によれば、他家に嫁いでいた姉が亡くなった晩には、カラカラと窓が開くような音や、誰かが階段を上っていくような足音が聞こえたという。また話者の父親が亡くなったときにも、一晩中家の中がガタガタと音を立て続けていたと語られている。肉親の死という重大な出来事の前後に、家そのものが異変を知らせるという、虫の知らせに類する伝承である。
- 広まり方
- 1990年の『常民』所収、中央大学民俗研究会「福島県大沼郡金山町 調査報告書」に記録がある。
- 地域
- 福島県金山町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ