うえだのさんまいごふといどのやまんば
上田の三枚護符と井戸の山姥
国内
人型の怪異
- どんな話か
- 三枚の護符を頼りに山姥から逃げた小僧が、寺の井戸で山姥を溺れさせたという話。
- 細部
- 和尚から三枚の護符を授かった小僧が山へ入り、道に迷って山姥に出くわす。尻の肉を食おうとされた小僧は、逃げながら護符を投げ、そのたびに山が立ちはだかり、川が現れ、火が燃え上がって追跡を阻んだ。寺までたどり着いた小僧は井戸のそばの木に身を隠したが、水面に映った姿を本人と見た山姥が井戸へ飛び込んだ。そこへ和尚と小僧が石を投げ入れて山姥を仕留めたと語られる。全国に広がる三枚の護符の型を踏まえつつ、結末を水鏡の見誤りに置いている点が目を引く。
- 広まり方
- 1984年の『美濃民俗』所収、川出由太郎「山姥の話」に記録がある。
- 地域
- 長野県上田市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ