やまうば
山姥
国内
人型の怪異
- どんな話か
- 馬に積んだ鯖を一匹ずつ食べ馬までも食べてしまう山姥から逃げた行商人が、後にこれを釜で焚き殺したという。
- 細部
- 三豊市に伝わる話では、ある行商人が鯖の干物などを馬に積んで山道を進んでいたところ、山ン婆が現れたという。山ン婆は鯖を一匹ずつ次々に食べていき、しまいには積み荷を運んでいた馬までも食べてしまった。命の危険を感じた行商人はその場から逃げ出し、二階建ての一軒家にたどり着く。中には誰もおらず、身を隠していると、そこへ後を追ってきた山ン婆が帰ってきた。「今夜は寒いから釜の中で寝よう」とつぶやくのを聞いた行商人は、夜が更けるのを待ってから火を焚きつけ、山姥を釜の中で焼き殺してしまったという。
- 広まり方
- 1986年の『香川の民俗』所収、武田明「三豊郡昔話七話」に記録がある。
- 地域
- 香川県三豊市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ