やまうば
山姥
国内
人型の怪異
- どんな話か
- 海陽町の樵夫が山姥に連れ去られかけたが斧で切りつけて撃退し、以後山姥は出なくなったという。
- 細部
- 海陽町で、山から下りて里に出た一人の樵夫が山姥に出くわしたことがあったという。山姥は樵夫の首筋をつかみ上げると、頭の上に載せた半盆の中へ押し込んで連れ去ろうとした。驚いた樵夫だったが、とっさに思いついて手にしていた斧で半盆の上から切りつけたところ、山姥はそのまま逃げ去り、以後この山に山姥が現れることはなくなったという。今も岩屋の入口の上には大きな蘭が生えており、これは山姥にゆかりのあるものだといわれていて、抜こうとしてもびくとも動かないと伝えられている。
- 広まり方
- 『郷土研究』1913年掲載の河野芳太郎「大井村の山姥」に記録されている。
- 地域
- 徳島県海陽町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ