いわみのやまんばのぬのさらしいわ
岩美の山姥の布晒し岩
国内
人型の怪異
- どんな話か
- 布晒岩や立岩などの奇岩の間に山姥が布を張って乾かし、灰汁濾し谷では今も水がたまるという伝承。
- 細部
- 岩美町には布晒岩、麻尼の立岩、箭渓の動石と呼ばれる大きな岩がいくつも並んでおり、その昔、山姥がこれらの岩の間に布を渡して日にさらし、乾かしていたのだと伝えられている。少し離れた谷には山姥の灰汁濾し谷と呼ばれる場所もあり、そこには灰色がかった水を絶えずたたえているという。この谷もまた、山姥が布をさらしていた場にあたるとされ、岩の名と谷の水の色という二つの自然の特徴が、いずれも一人の山姥の仕業として結び付けられている。
- 広まり方
- 1984年の『美濃民俗』所収、川出由太郎「山姥の話」に記録がある。
- 地域
- 鳥取県岩美町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ