いけだのやまんばがとどけたもんつき
池田の山姥が届けた紋付
国内
人型の怪異
- どんな話か
- 池田町では、助けた山姥から届いた覚えのない紋付の着物が、後日いつの間にかなくなっていたという話が伝わる。
- 細部
- 池田町に伝わる話では、あるとき山姥が困っている場面に居合わせ、これを助けてやった男がいたという。それからしばらく経ったころ、染物屋がその男のもとへ紋付の着物を届けにきたが、男自身にはまったく注文した覚えがなかった。しかし着物に付いた家紋を確かめてみると確かに自分の家のものに間違いなかったため、不審に思いながらも受け取っておいた。ところが後日、その着物はいつの間にか姿を消しており、これはかつて助けた山姥が恩返しとして届けたうえで、また持ち去っていったのだろうと噂されたという。
- 広まり方
- 1984年の『美濃民俗』に掲載された川出由太郎「山姥の話」に記録がある。
- 地域
- 岐阜県池田町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ