やくしあなのわんかしやまうば
薬師穴の椀貸し山姥
国内
人型の怪異
- どんな話か
- 横穴に住む山姥が膳椀を貸してくれていたが、借りた椀を壊して償わなかった者がいたため以後貸さなくなったと伝わる。
- 細部
- 薬師穴と呼ばれる横穴には、山姥が住み、必要な膳椀などを願い出れば貸してくれたという口碑がある。ところが、借りた椀を一つ壊した者が、その損傷を償わなかった。これを境に山姥は椀を貸さなくなり、貸し出しも途絶えたと伝えられている。物を借りたなら壊した分を弁償するという、物を大切に扱わない態度への戒めとしても語られてきた。五霞町の話は、飯田豊雲が『郷土研究』1913年の「椀貸穴」に記録している。
- 広まり方
- 1913年の郷土研究誌に、椀貸し穴の口碑として採録されている。
- 地域
- 茨城県五霞町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ