やまうば
山姥
国内
人型の怪異
- どんな話か
- 深山に棲むとされる老女の怪。旅人を泊めてもてなし、寝入ったところを食おうとすると語られる。
- 細部
- 山姥は、奥山に棲み、人を食らうと考えられた老女の怪である。山中で道に迷った旅人に宿を貸し、初めは親切な婦人として食事を与えるが、旅人が眠ると正体を現して食い殺そうとする筋立てが各地に伝わる。一夜の宿を借りた者が危険に気づいて逃げる話もその一つである。他方、金太郎を育てた者として語られ、恵みをもたらす山の女という側面も併せ持つ。謡曲の題材にもなり、文芸の中で像が整えられた。飢えや口減らしのため山に捨てられた老婆、姥捨て伝説の副産物とみる解釈も記されている。
- 広まり方
- 牛方・馬方や行商人といった旅する人々の口承で各地へ運ばれ、謡曲や昔話として定着した。
- 地域
- 全国
- 年代
- 平安時代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ