やまきたのやまのかみのとっくりのけいこく
山北の山の神の徳利の警告
国内
場所・異界
- どんな話か
- 供物の徳利が壊れた山を神の意向として避けた親方と、無視して命を落とした親方の話。
- 細部
- 山仕事を束ねる親方が、山の神へ供えてあった御神酒の徳利を下げようと手を伸ばしたところ、口の部分だけが折れて取れ、その弾みに転んで足を折った。これは山へ入るなという神の知らせだと受け取り、その山に鋸を入れるのをきっぱりやめたという。ところが後に別の親方が同じ山へ手を付け、そちらは首を落として死んだと伝わる。伐採の可否を偶然の出来事から読み取り、警告を軽んじた者が命を失うという構図である。
- 広まり方
- 1952年の『民俗採訪』所収、郷田洋文「三保聞書」に記録がある。
- 地域
- 神奈川県山北町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ