さくのやまにあらわれるきつねび
佐久の山に現れる狐火
国内
場所・異界
- どんな話か
- 山では狐火や山姥、雪女、モモンガ、お化けが現れると語られてきた俗信の集まり。
- 細部
- 山中に何が出るかという問いへの答えとして、五種が記録されている。灯が連なって見えるキツネビはキツネノヨメイリとも呼ばれ、ほかにモモンガ、ヤマンバ、ユキオンナ、オバケの名が挙がる。獣の名がそのまま怪異として数えられていることや、雪女のように季節に結びつくものが並んでいることから、山を歩く者が抱いた不安の内訳が読み取れる。個々の逸話は伴わず、名前と場所の結びつきだけが伝えられている。
- 広まり方
- 1987年刊の『長野県史 民俗編 東信地方 ことばと伝承』第10編、小林寛二と巻山圭一による俗信の妖怪の節に収める。
- 地域
- 長野県佐久市
- 年代
- 昭和
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ