ながわのやまにでるみっつのかいい
長和の山に出る三つの怪異
国内
場所・異界
- どんな話か
- 山中に現れるものとしてキツネ・タヌキ・オバケの三つが挙げられ、山は怪異の領域とされた。
- 細部
- 俗信の聞き取りでは、どこに何が出るかという形で怪異が整理されている。山について答えられたのは、キツネが出る、タヌキが出る、オバケが出る、という三つであった。いずれも詳しい情景を伴わない短い言い切りだが、獣が人を化かす存在として名指されている点と、正体の定まらないオバケが同列に並べられている点が目を引く。里から一歩外へ出た山を、人の理の届かない場として区別する意識がうかがえる。
- 広まり方
- 1987年刊『長野県史 民俗編 東信地方 ことばと伝承』第一〇編民俗知識第一章俗信第五節(小林寛二・巻山圭一)の妖怪の項による。
- 地域
- 長野県長和町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ