やまんばのあな
山姥の穴
国内
場所・異界
- どんな話か
- 石城山の神籠石にある水門状の遺構が山姥の穴と呼ばれ、椀を貸してくれたという伝説が伝わる。
- 細部
- 光市岩田にある石城山には、神籠石と呼ばれる古代の石造遺構が残っている。その中で水門の跡と考えられている箇所には、山姥の穴という名前が付けられている。この穴をめぐっては、山姥が椀を貸してくれるという、いわゆる貸椀伝説が結び付けられて語られてきた。もとは山城の排水施設とみられる石組みの穴に、異界の者である山姥の住処という民俗的な意味づけがなされている点が特徴といえる。
- 広まり方
- 1927年の『民族』所収、小川五郎「周防長門の大人遺跡」に記録がある。
- 地域
- 山口県光市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ