やまとのやまんばとおにびしずめ
大和の山姥と鬼火鎮め
国内
人型の怪異
- どんな話か
- 毒酒で討たれた姥山の山姥が鬼火となって現れ、家康の詠んだ歌で鎮められたという。
- 細部
- 福田の姥山には鬼のような山姥が棲みつき、村人を苦しめていた。手を焼いた人々は満開の桜の下へ誘い出し、毒を仕込んだ酒を勧めて命を絶ったという。ところが討たれた姥は霊となって夜ごと現れ、燃え上がる火の玉となったため、姥山を越える者は絶えてしまった。後に徳川家康がこの地を通りかかった折、一首を手向けて霊を鎮めたと伝えられる。討伐だけでは収まらない怨みを、歌によって静めるという結末が置かれている点に特色がある。
- 広まり方
- 1961年の『ひでばち』所収、中村亮雄「神奈川県下の姥神資料」に記録がある。
- 地域
- 神奈川県大和市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ