うちこのもちをひろうやまんば
内子の餅を拾う山姥
国内
人型の怪異
- どんな話か
- 毎年の餅つきに山から現れて餅を拾う老婆がおり、日を変えた村に不幸が続いたという。
- 細部
- 正月に餅をつくたび、山の方から薄汚れた身なりの老婆が下りてきて、こぼれた餅を拾っていった。村人は気味悪がって餅つきの日をずらすことにしたが、そうして以降、村では不幸が立て続けに起こるようになった。人々は話し合い、あの老婆は山姥だったに違いないと結論した。追い払ったつもりが山の力を退けてしまったという筋立てで、山から訪れる者を迎える側の作法が問われている。
- 広まり方
- 1983年刊の『愛媛県史』第五章第三節、佐々木正興「二 憑きもの・妖怪伝承」に記録がある。
- 地域
- 愛媛県内子町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ