やまんば
山姥
国内
人型の怪異
- どんな話か
- 山姥が小正月の前夜に餅をつき、翌朝谷川に流すといい、その餅を口にすると身体が丈夫になると伝わる。
- 細部
- 山姥は1月14日の晩に松材の臼と杵を使って餅をつくとされ、そのためこの餅には松の香りが移っているという。つき上げた餅は翌15日の朝、谷を流れる川に流されると言い伝えられており、これを拾って食べた者は体が丈夫になるとされた。小正月の行事と山中の異形の存在とを結び付けた伝承であり、山姥を単に恐ろしい存在としてだけでなく、恵みをもたらす面もあわせ持つ者として描いている点が興味深い。
- 広まり方
- 1982年の『近畿民俗』所収、西浦左門「丹波美山暮らしの歳時記」に記録がある。
- 地域
- 京都府南丹市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ