まつやましのこわいろをまねるやまんば
松山市の声色をまねる山姥
国内
人型の怪異
- どんな話か
- 母の留守を狙って戸口に現れ、声色をまねて娘たちを襲ったという毛深い人型の怪異。
- 細部
- 山深い家に母と三人の娘が暮らしていたが、その山には全身に長い毛を生やした人の姿の怪異がいたと語られる。母が町へ出た留守を見はからい、母を装って戸を開けさせようと試みた。最初は差し出した手が毛だらけであったため正体を見破られたが、次にはいもの葉で手を覆って現れたので、娘たちは母が戻ったと思い込んで戸を開けてしまう。飛び込んできた相手から逃げ切れなかった末の娘が食われてしまったと伝わる。
- 広まり方
- 1974年の『あゆみ』に載る三好清敏・西崎伸承「ふるさとの民話―松山市伊台の民話―」に採られている。
- 地域
- 愛媛県松山市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ