いいだのやまんばをおうどくだんご
飯田の山姥を追う毒団子
国内
人型の怪異
- どんな話か
- 村人が毒酒と炭火を仕込んだ団子を持たせて追い払い、その夜の山火事を最後に姿を消したという話。
- 細部
- 村を悩ませていた山姥に対し、人々は策を講じた。毒を入れた酒と、燃えさかる炭のおきを包み込んだ団子を用意し、喜ばせるようにして持たせて帰したのである。その夜、山の方角が真っ赤に染まるほどの火の手が上がり、集落の者たちは驚いて見守った。それを境に山姥は姿を見せなくなったと伝えられる。異形の者を力ではなく贈り物に見せかけた仕掛けで退けるという、昔話に広く見られる型がこの土地でも語られていた。
- 広まり方
- 1999年の『昔話伝説研究』所収、鈴木菜穂「静岡県磐田郡佐久間町山姥」に記録がある。
- 地域
- 長野県飯田市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ