いちのせきのひとぎらいがへんじたやまんば
一関の人嫌いが変じた山姥
国内
人型の怪異
- どんな話か
- 気性の荒い人が人間嫌いになって山に籠もった姿とされ、口が耳まで裂け毛も逆立つという。
- 細部
- 山姥は、もとは気性の荒い人間が人付き合いを嫌って山の中で暮らすようになった果ての姿だとされる。口が耳まで裂け、髪や体毛も逆立ったような有様で、山中で人と出くわしても逃げていくのだといい、人を積極的に襲う存在としてよりも、人里を避ける孤独な姿として語られている。人間が変じた妖怪として語られる点は、山姥という存在が単なる怪物ではなく、共同体からはみ出した者への複雑な眼差しを映していることを示している。
- 広まり方
- 1973年刊『旧中川村の民俗』所収、東洋大学民俗研究会の口承文芸調査による。
- 地域
- 岩手県一関市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ