はままつしのやまんばのやけいしたいじとおさんのかみ
浜松市の山姥の焼石退治とお産の神
国内
人型の怪異
- どんな話か
- 倉木山に住み子守や機織りを手伝ったが子を食い、焼石で退治されて秋葉山や浅間山に祀られたと語られる山姥。
- 細部
- 倉木山に住んでいた山姥は、里へ下りては子守や藤蔓を織る手伝いをしていたが、あるとき預かった子を食べてしまい、村人は焼いた石を団子に見せかけて食べさせた。喉を焼かれた山姥が水を求めると油を注がれ、苦しみながら天竜川へ落ちて息絶えたという。祟りを恐れた村人は浅間山に小さな社を建てて祀り、以来お産の神として敬われている。山姥には3人の子があり、それぞれ竜頭山・神ヶ沢・常光寺山の主になったとも語られ、機を織った跡や出産時に爪を立てた子産み石など、各地にゆかりの場所が残る。富士山や竜頭山を築こうと土を運んでいた途中、夜明けと勘違いして土を置いていった跡が浅間山になったという話も伝わる。
- 広まり方
- 1981年から1999年にかけての『日本の石仏』『静岡県史 資料編25 民俗3』『昔話伝説研究』に、小倉俊治・石川純一郎・鈴木菜穂らが計17件を報告している。
- 地域
- 静岡県浜松市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ