みやまにひびくやまなり
深山に響く山鳴り
国内
場所・異界
- どんな話か
- 深山を歩いていると、突然「ドーン」という恐ろしい響きがする。音のした方角も源も、まったく分からない。
- 細部
- 民俗学者・桂井和雄が「土佐の山村の『妖物と怪異』」(『旅と伝説』15巻6号、1942年)で報告し、怪異・妖怪伝承データベースに項目化されている。なお「山鳴り」は、地震や噴火の前触れとして山が音を立てる現象や、鉱山の切羽で岩盤内に生じる音を指す一般語でもあり、辞典類はこちらの語義だけを載せる。怪異としての記録が確認できるのは高知の事例である。
- 広まり方
- 1942年の民俗雑誌への報告として記録され、現在は怪異・妖怪伝承データベースで参照できる。
- 地域
- 高知県(土佐山村・長岡郡吉野村)
- 年代
- 不明(1942年の民俗報告に記録)
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ