やまむらいなり
山村稲荷
国内
場所・異界
- どんな話か
- 山村家の守り神で、きやりの音が近づけば吉、遠のけば凶を知らせたと伝わる。
- 細部
- 山村稲荷は山村家を守護する神とされ、家に何事か起こる前触れをきやりの音頭で知らせたという。その音がしだいに近づいてくるときは喜ばしい出来事があり、逆に遠ざかっていくときは悪い事が起きる合図と受け取られた。あるとき音が遠のいていくのが聞こえ、その夜に盗賊が押し入ったが、稲荷の加護によって賊はすぐに捕らえられたと語られる。吉凶を告げる音と実際の加護が一続きに語られている点が特徴である。
- 広まり方
- 1934年の『信濃』所収、家高荒治郎による木曾樵談(一)に記録されている。
- 地域
- 長野県木曽町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ