やまがみのほこら
山神の祠
国内
場所・異界
- どんな話か
- 山神をまつる祠を新しく造り替えたことで、村を悩ませていた狼による被害から逃れられたという話。
- 細部
- 村では狼による被害に長らく悩まされていたが、山神をまつる祠を新しく造り替えたところ、その被害から逃れることができたという。荒れたままにしていた祠を整えるという行為そのものが、狼という具体的な害から人々を守る手段になったと語られている、祠と獣害を直接結びつけた珍しい伝承である。祠の荒廃と獣害の発生が表裏一体のものとして受け止められていたことがうかがえる。
- 広まり方
- 1937年の『旅と伝説』所収、岩崎敏夫「相馬山中郷雑記―佐須を中心として―」に記録がある。
- 地域
- 福島県飯舘村
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ