つゆみねのやまなり
露峯の山鳴り
国内
場所・異界
- どんな話か
- 山から太鼓や神楽の音が響く異変が続き、法印の七日の祈祷でようやく鎮まった。
- 細部
- 露峯の山では、誰もいないはずの場所から太鼓を打つ音や神楽の調べが聞こえてくるという出来事が相次いだ。ほかにも説明のつかない異変が重なり、村人は落ち着かぬ日々を送った。そこで法印を招いて祈祷を頼んだところ、鎮めるまでに七日を要したが、荒ぶっていた神の気配はようやく静まったという。無人の山に鳴り物の音を聞くという怪異を、神の機嫌の乱れとして受け止め、宗教者の手で収めた事例である。
- 広まり方
- 1941年の雑誌『ひだびと』所収、武田明「父二峰村の民俗記」に記録が残る。
- 地域
- 愛媛県久万高原町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ