こうしゅうしのぶどうやくしれいむ
甲州市の葡萄薬師霊夢
国内
場所・異界
- どんな話か
- 行基が柏尾の岩上で21日間祈祷すると葡萄を持つ薬師が霊夢に現れ、その姿を彫って柏尾寺の本尊としたという。
- 細部
- 甲州市柏尾に伝わる話では、諸国を行脚していた行基がこの地を訪れ、郷人を集めて川岸の大岩の上で二十一日間にわたり座禅を組み祈祷を行ったという。その満願の火の中、霊夢として左手に法印を結び右手に葡萄を持った薬師の姿が現れた。行基はこの夢に基づいて葡萄を手にした薬師如来像を彫刻し、これを本尊として柏尾寺を開いたと伝えられている。ぶどうの産地である甲州らしい姿の薬師如来として知られる。
- 広まり方
- 1963年刊『甲斐路』掲載、上野晴郎「勝沼・大善寺の『鳥居焼』」に記録がある。
- 地域
- 山梨県甲州市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ