やくし
薬師
国内
場所・異界
- どんな話か
- 大洪水で流れ着いた仏像を薬師として祀って以来、病が出る字と出ない字に分かれているという。
- 細部
- 今から180年から190年ほど前のこと、大きな洪水があった際に一体の仏像がこの地へ流れ着いたという。人々はこれを薬師として手厚くお祀りすることにした。それから後、不思議なことに、ある字では病人がよく出るのに、別の字では病がまったく出ないという偏りが生じるようになったと伝えられている。同じ地域の中でも祀られた薬師の恩恵の届き方に差があるように語られているのが特徴である。
- 広まり方
- 1936年の『旅と伝説』掲載、田中勝雄「動植物と社寺に関する伝説―南桑民譚雑録三―」に記されている。
- 地域
- 京都府亀岡市
- 年代
- 江戸時代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ