やぶさやま
ヤブサ山
国内
場所・異界
- どんな話か
- 薩摩川内市下甑町のヤブサ山には小さな石が四体祀られ、竹を切ると海が荒れ、穢れた人が入ると倒れると畏怖されている。
- 細部
- 下甑町にあるヤブサ山という小さな薮山には、四体の小さな石が祀られており、地域の人々から恐れ敬われている。この山の竹などを切り取ると海が大時化になるといわれ、また身を清めていない者や素行の良くない者が山に足を踏み入れると倒れてしまうとも語られている。自然への働きかけが海の天候や人の身体に直結する形で伝えられている山である。
- 広まり方
- 1965年の『日本民俗学会報』に掲載された小野重朗「南九州のヤブサ神」、および1968年の『民間伝承』に掲載された同著者「南九州の民俗神(10)ヤブサドン(矢房神社)」に記録がある。
- 地域
- 鹿児島県薩摩川内市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ