わらうき
笑う木
国内
場所・異界
- どんな話か
- 津金寺の庭に立つさるすべりで、枝の下を撫でると木が笑うと伝えられる。
- 細部
- 津金寺の庭にあるさるすべりの木は、笑う木と呼ばれている。枝の下のあたりを手でそっと撫でてやると、木がくすぐったがって笑うのだという。恐ろしい怪異ではなく、境内を訪れた者が実際に手を触れて確かめられる、遊びに近い言い伝えになっている。樹皮のなめらかなさるすべりの手触りと、枝先が細かく揺れる様子が、木が笑うという見立てを支えているとみられる。
- 広まり方
- 1987年刊の『長野県史 民俗編 東信地方 ことばと伝承』第12編口頭伝承の植物の伝説(細川修・松本清人)に記録がある。
- 地域
- 長野県立科町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ