わらび
わらび
国内
場所・異界
- どんな話か
- 弘法大師に親切にしたことで、あく抜き不要のわらびが生える山になったという話。
- 細部
- この山に生えるわらびだけは、あく抜きをしなくてもそのまま食べられるのだといわれている。むかし弘法大師にこの山で親切に接した人がいたことに由来する言い伝えである。旅の僧への小さな親切が、山の恵みそのものを変えるほどの恩恵として返ってくるという筋立ては、弘法大師伝説に共通する型のひとつである。山菜という日々の暮らしに直結するものに恩恵が宿るという点が、この話を身近なものにしている。
- 広まり方
- 1967年刊行『福島県史 24 民俗2』、和田文夫による樹木に関する伝説の項に載る。
- 地域
- 福島県石川町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ