わ
輪
国内
場所・異界
- どんな話か
- 小田井の宿の西にある草の生えない環状の跡で、馬を乗り入れれば必ず死ぬと記された。
- 細部
- 江戸期の随筆に、小田井の駅の西側に草の生えない細長い輪の跡があると記されている。差し渡しは十四、五間、幅は五、六寸ほどで、その近くにも同じような輪があったという。この輪の内側へ馬を乗り入れると必ず命を落とすと伝えられ、土地の者が避ける場所であった。何によって草が生えないのかは記されておらず、目に見える異常な地形が禁忌の場として語られていたことが分かる。
- 広まり方
- 天野信景の随筆『塩尻』に見え、1977年刊『日本随筆大成第三期』所収の本文で読むことができる。
- 地域
- 長野県御代田町
- 年代
- 江戸時代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ