うしにばけたおしょう
牛に化けた和尚
国内
人型の怪異
- どんな話か
- 食べて寝てばかりの僧侶は死後に牛へ生まれ変わるといわれ、亡くなった和尚が牛になった話が伝わる。
- 細部
- 怠けて食べては眠るばかりの暮らしをする僧は、没した後に牛の姿を取るものだと考えられていた。ある寺の和尚が世を去った際、世話役が寺の名を記した札を添えて葬ったところ、数年を経て、牛を追う男が「おい、○○寺」とその牛に向かって呼びかけている場に居合わせた者がいた。牛の毛には色の違う部分があり、それがちょうど寺の名の文字に見えたためだという。
- 広まり方
- 民間伝承(1944年)掲載の「生れ變り小記」(佐久間昇)に採録された話。
- 地域
- 東京都大田区
- 年代
- 昭和初期
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ