うしくびむらとやさかずいどうのかいいでんしょう
牛首村と八坂隧道の怪異伝承
国内
場所・異界
- どんな話か
- 「牛首」と呼ばれる実在の地名の由来と、県境の古いトンネルにまつわる怪異の噂とが、名前の響きから結び付けて語られている。
- 細部
- 「牛首」は717年に泰澄大師が白山を開山した際、守護神として牛頭天王を祀ったことに由来するとされる地名で、現在の白山市白峰にあたる。一方、石川県河北郡津幡町牛首と富山県小矢部市の県境にある1928年(昭和3年)竣工の隧道は、正式名称を宮島隧道といい、通称「八坂(はさか)隧道」または「牛首トンネル」と呼ばれる。全長55メートルの小さなトンネルで、焼身自殺者の霊が出る、老婆の霊が現れるといった噂が心霊スポット紹介サイトで語られている。この隧道と白峰の牛首は本来無関係の別の場所だが、同じ「牛首」の名を持つことから、しばしば結び付けて語られる。
- 広まり方
- 心霊スポット紹介サイトやブログでトンネルの噂が広まり、2022年公開のホラー映画「牛首村」(「恐怖の村」シリーズ、実際の舞台は坪野鉱泉)が話題になったことで、「牛首」という地名自体が全国的に不気味なイメージで知られるようになった。
- 地域
- 石川県白山市白峰(旧牛首村)、および石川県河北郡津幡町牛首・富山県小矢部市境の隧道
- 年代
- 不明(牛首の地名由来は8世紀、隧道は昭和時代の1928年築造)
- 検証状況
- 口承で流布
口伝えや報道で広まり、明確な起源が特定されていない。 - タグ